技能実習生の候補となる人材

日本語を勉強した経験はなく、「あいうえお」から4~6か月勉強しただけで入国のため、スタート時はほとんどできないと考えた方が良いでしょう。しかし3年間の実習中に日本語検定3級や2級を取るほどに成長する人もいます。(語学は個人差があるため、全然上達しない場合もあります)

技能実習生は来日時はほとんど日本語ができませんので、補助的な業務や裏方作業などを行いながら育てていくことになります。

日本語が上達しなければ仕事ができないという状況を避けるために、入国前教育でせいか

モノの名前、基本的な日本の食べ物、指示の同時などを練習します。

日本に行ってからは裏方業務なら言葉以外の写真入りのマニュアルや動画を使った方法で業務を教え、接客の際に使う日本語は最初は少しずつ「セリフ」として音読の練習やロールプレイをすることをお勧めします。

「セリフを覚える」などおもてなしではないと思うかもしれませんが、日本語を始めたばかりの外国人にはそれ以外の方法はなく、決まった言葉の音読が外国語が最も伸びる練習方法です。

決まったセリフを体で覚えるほど何百回も練習することで、最初は定型的なやりとりができるようになり、その後、少しずつ応用できるようになることを目指すことをお勧めします。

セリフの練習での音読の効果は数十回では体で覚えられないため、数百回は練習する必要があります。

技能実習3年修了し、日本語も上手になり、お互いに信頼関係ができたら、特定技能で次の5年間も働いてくれる可能性はあります。

・人材レベル:田舎の高校を卒業した人たちで、実家の農業や商店の手伝いは子供の頃からやってきてものの、専門教育や企業での就業経験はほとんどない。

・日本語レベル:「あいうえお」から始めて4~6か月程度学んだ程度。企業での社会人経験はほぼなし。

・可能な仕事範囲:技能実習制度で決められた職種や作業に入っているもの。

・入国のハードル低いので、候補者は多い。

・転職ができないので、3年は実習する。

・実績のある制度なので、入国まで比較的スムーズ。

問題点とリスク

転職はできないが、会社でトラブルや本人が相談できない悩みがあったり、給料が低い場合は転職という手段を取ることができないため、失踪となる。 悪質業者を通して100万円前後の借金を背負ってくる人も多く、返済するために不法就労のために失踪や万引き転売などの犯罪にもつながる場合がある。